どうもこんにちは。寒い日が続きますね。
今回は「幸せ」について語っていこうと思います。
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よく、マウントをとったり自慢をしたりする人がいるが、そういった人は「他人の価値
観」で生きている。
「こうあるべき」「これをすれば勝ち組」のような社会的規範を「遵守」するものは、
ほかの人との「相対的」な基準によって生きているため(例、博識であるべき、金
を稼いだ者が勝ち組等)、その多くが「他者との比較競争」にさらされる。
このような「同一価値観内における競争」は必ず「不幸」なものを生み出す。(あの人
に比べて私、馬鹿だ・・・、あの人たちに比べて私はなんてみすぼらしいんだろ
う・・・)
幸福なものはさらに幸福なものに不満を感じ、嫉妬をする。
競争におけるピラミッドの頂点に君臨するもの以外は「不幸」な感情を抱くし、トップ
の人間は必ず、「不幸な」人間から妬み嫉みの感情を抱かれ、あの手この手で引きずり
おろそうとするものまで現れることもある。
これは言っておくが、自慢・マウントをとるもののみならず、「他人の価値基準」や
「世間体」なんてものを気にして生きる「すべての」人間が陥る罠である。
こうした現状から脱却するためには「自分自身の価値基準」「こうあるべきだ」という
価値観を設定し、他者との差別化を図る以外に方法はない。
しかし、ここに穴があるのだが、他者と比較しないということは今までよりも「他者に
興味関心を持たなくなる」ということの裏返しでもあるということに注意しておかなけ
ればならない。
人間、何かを得ようとすると何かを失うものである。「他者の価値基準」「世間体」を
生き抜いたものは「勝者」であり、「世間や他者からの賞賛」が得られるが、「自分の
価値基準」を生き抜くものはそうはいかない。なぜならこのゲームに参加しているのは
ほかでもない「自分自身」のみであり、「他者」の介入する余地はそこにはないからで
ある。
よって、他者と比較しないという考え方は「幸福」になるための方法論ではなく、
「無」に近づくためのライフハックである。
結論:自分以外の他者と自分は「何の関係もない」取るに足らない存在であると認識し、「無」を目指すことによって「ストレス」「不快」な状態を軽減することが出来る。